ドイツ人でも苦労する、部屋探し
友達がベルリン外の大学に行くにあたり、部屋が空くので友達の家族が空き部屋の広告を出したらしいのですが、入ることになった学生はなんと50通以上応募のメールを書いて決まらなかったそう。ベルリン、恐るべし。私も以前WG探しで苦労しました。なので今回はWGの探し方や個人的に思った注意点などなどを書こうかと思います。
部屋探しについての記事はコチラ→こうして家を見つけた!ドイツで部屋探しの方法と必要書類のすべて
探し方
1、ネットの広告を見る
あちこちでリストアップされていますが、もう一度。WG-Gesucht.de
Studenten-WG.de
Ebay Kleineanzeige
他にもインターネットで「WG」と検索するだけで色々なサイトが出てきます。前に家探しのページでも書きましたが、Ebayが一番競争率が低い気がします。
後、電話番号が書いてあったら迷わず即電話しましょう。
メールではできるだけ自分について書くこと。
募集する側として「部屋を探しています!XX日から入れますか?」のみ書かれたメールとか一方的に質問ばかり書いてあるメールには返す気にもなれませんよね……。
そもそも大量のメールが来るのに。
2、広告を貼りに行く。
WG-gesucht.deでは自分で広告を掲載し、その広告を印刷できるようになっています。それをあちこちの大学とか図書館とかの掲示板に貼りましょう。
大抵連絡先をちぎって持っていけるようになっているのですが、あちこちで連絡先がちぎられているのを見るのでもしかしたらチャンスがあるのではないでしょうか。
当然ですが、この人と一緒に住んでもいいかな?と思ってもらえるような内容にしましょう。写真を付けたり、趣味を書いたり。etc。
3、広告を見に行く
大学とか図書館とかでルームメイト募集の張り紙をよく見かけます。そういうところに連絡してもいいと思います。また貼り紙を書く時の参考にもなると思います。
4、他の人からの紹介
友達、知り合いに住むところを探していると言って回りましょう。Facebookなどに書くのもいいかもしれません。実はドイツ語で「家を探すコツ」などと検索したときに、一番よく書いてあるのはこの方法です。なので実際顔が広い人は見つかりやすいのでしょう。
WGを探す際の注意点
1、現地で決めればいいやと思わない。
何日間かホテルを取ったり、友達のところに少し居候させてもらって、その間に家を探そう…などと考える人もいると思いますが、おススメしません。部屋探しは結構時間が掛かることが多いです。もちろんお金に糸目をつけないのであれば別ですが。できればMixBなどの広告で、最低でも短期貸しの部屋を見つけておくか、語学学校に行くなら部屋付きの語学学校を選び、取り敢えず住めるところは確保しましょう。
海外の慣れない場所で部屋は見つからない、ホテル代はかさむ、という状況に置かれるとなるとかなりストレスです。
実際私はベルリンに来る前、10日間くらいホテルを取って、その間に住む所を決めればいいや、と軽い気持ちでいたのですが、友達が「ベルリンは家が見つからないらしいよ!絶対行く前に決めておいた方がいいよ!」と言うので渋々家を決めて行ったのですが本当に感謝することになりました。
1.5ヶ月の短期貸しの部屋を借りたのですが次入る所が決まるまで40日くらい掛かったんです……。
2、場所に注意
来てすぐだと特にどの地区がどんな雰囲気なのかなど分からず、適当に部屋を決めてしまい、後々後悔するかもしれません。個人的な意見ですが、駅名で言うとHermanstraßeはあまり好きではありません。なんとなく通りが薄暗くて。後はNeuköllnもあまりお勧めしません。(あの辺に住んでる方、ごめんなさい。夜遊びには良いところだと思います)
こういったことを知るためにも、いきなり長期契約の部屋に住むより、何か月間か部屋を借りてのんびり部屋探しをした方がいいんじゃないかな、と思ったり。
3、広告はしっかり読む。
大抵インターネットの広告を見て応募するかと思うのですが、広告に書いてあることを質問してしまったりとか、女性なのに男性求むの広告に応募したりとか…返事すら返ってこないでしょう。広告を読まないのなら応募する時間も手間も無駄です。
4、応募メールをしっかり書く。
上にも少し書いたことですが、自己紹介を含めしっかり書きましょう。仕事は何をしているのか、または何を大学で専攻しているのかといったことや、趣味、友好的なのか、静かなのか、などなど。また学生や仕事に就いていない場合は家賃がどこから出るのかも書いておいた方がいいかもしれません。
(日本で働いて貯金していました、とか両親から仕送りがあります、とか奨学金を貰っています、など)
基本的にはコピペで良いと思いますが、広告に合わせて読んだということが分かるようにアレンジしつつ応募メールを出しましょう。
後、個人的な見解ですが、「料理をする」と書かない方が良いと思います。ドイツ人は料理の匂いが部屋に充満するのを嫌がる人が多いので…
WGを探している人の出している広告の文面などを見て真似するのも良いかも知れません。