ハンブルクで日本語が恋しくなったら…ハンブルク中央図書館【Hamburg Zentralbibliothek】

ハンブルク中央図書館。ハンブルク中央駅から歩いて5分ほどのところにあります。
駅から出て、美術館の横を歩いて行くとすぐに分かると思います。

奥に見えている建物が図書館。

目印は建物の前に立っている不思議な像!
像の脚の間に入って記念撮影をしている人を良く見かけます。

日本語の本の場所

 3階にあがると色々な言語の本が置いてあって、日本語の棚も。

「片付けの魔法」とか「紙の月」とか割と新しい本もあります。(書いている時点では新しい本でした……)

むしろ考えてみると古い本が全然ありません。芥川龍之介とか夏目漱石とかみたことありません。村上春樹、池井戸潤、三浦しをん、森見登美彦etc...今をときめく作家さんの本ばかりが並べてあります。

この棚の前でうろうろしてたら司書の方がやってきて
「日本人がどんな本を欲しがっているのか分からないし興味があるから、もし欲しい本があったらここにメールしてね。」
と言って名刺をくださいました。

欲張ってすごく長いリクエストリストを作っていたのですが、リストを完成させる前に私はハンブルクを離れることとなったので、結局リクエストすることはありませんでした。司書さん、親切に言ってくださったのにごめんなさい。

もし、リクエストしたい方は図書館の人に聞いてみるといいかもしれません。

小説の棚の裏には日本語を勉強するための本や辞書が並んでいます。

図書館の本はよくフリーマッケットに出されます。フリーマーケットは地下にあるので、少し見つけにくいかもしれません。日本語の本をわざわざ置いておく場所がないのかして、日本語の本も結構フリーマーケットに出されています。

図書カードの作り方

図書カードを作るには、ビザ、パスポート、住民登録書が必要です。
値段は26歳以下は20€、27歳以上は45€です。27歳以上でも学生は20€になります。

延滞したりするとお金が取られるので要注意。そうなる前にインターネット上で延長の申し込みをすることもできます。

本の返却カウンター。返した本はこの機械で読み取られ、後ろにあるベルトコンベアーに乗せられて流れていきます。

ドイツ語の勉強に、Dialog in Deutsch

中央図書館だけでなく、ハンブルクの図書館ほぼどこでもやっているDialog in Deutsch。
これは外国人が集まってドイツ語の練習をすることができる図書館の催しです。
無料なので、活用してドイツ語の上達に役立てましょう。
図書館入り口を左に行くとカフェが。小さいカップのお茶は一杯50セントで割りとリーズナブル。ケーキ(まずい)とかちょっとした料理もあります。


図書館に行こう!

どの分野の本も充実してるし(ドイツ語だけど)、日本語の本もちょっとあるし、勉強できるスペースもあるし…暇な時はぶらっと立ち寄ってみてはどうでしょう。