一度ライン川周辺の街を周ってみたくて、長期休みを利用して街々を観光してきたので、日程や見どころ、ライン川クルーズの様子などをまとめてみました。
マインツ(1泊) → ヴィ―スバーデン(鉄道)
ヴィ―スバーデン → リューデスハイム(鉄道)
リューデスハイム → コブレンツ(鉄道)
コブレンツ(1泊) → デュッセルドルフ(鉄道)
デュッセルドルフ(2泊)
という感じでした。
ツアー探しは以下の大手サイトがおすすめです
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5ユーロでドイツ語か英語のツアーに参加できますが、ツアーに参加しなくても売り場は見て回れますし香水を試したり買ったりできます。
行ったとき日本語のパンフレットは在庫切れで、お店の方が
「日本人がよく来るのよ~。この前注文したんだけれどまだ日本語のパンフレットは無いわねぇ。」
とおっしゃっていました。
こちらがケルンにあるもう一つの老舗、4711。
一、二時間置きに建物の上にあるベルが鳴ってメロディーが聞けます。
この建物の周辺にここの香水の特徴的な柑橘系の香りが漂っています。
何故かと言うと…店内に蛇口のオブジェがあって水が流れている、ように見えますが流れているのは水ではなく香水だからです。(!)ぜひ実物を見てみてください。
時間的な問題で美術館はあまり行けませんでした。行くなら特にコロンバ美術館がおすすめです。
今回の旅の日程
ケルン(1泊) → マインツ(バス、2時間ほど)マインツ(1泊) → ヴィ―スバーデン(鉄道)
ヴィ―スバーデン → リューデスハイム(鉄道)
リューデスハイム → コブレンツ(鉄道)
コブレンツ(1泊) → デュッセルドルフ(鉄道)
デュッセルドルフ(2泊)
という感じでした。
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ケルン
圧巻の大聖堂
早朝のケルン。バス乗り場が街の外れだったので、朝日を眺めながら市内へ向かいます。
ケルン大聖堂(Kölner Dom)。ゴシック建築のとげとげした造りではありますが、ミラノのドゥオーモやパリのノートルダム大聖堂に比べるとシンプルな気もします。
Wikipediaの記述によると”ゴシック様式の建築物としては世界最大”だそうです。
大聖堂内部の様子。荘厳な雰囲気です。1996年にはユネスコの世界文化遺産に指定されています。
ケルンと言えばオーデコロン
オーデコロンの「コロン」がケルンのことを指すと今回の旅行で初めて知りました。
上の写真がファリナハウス(Farina Haus)。大聖堂から歩いてすぐの所にあります。5ユーロでドイツ語か英語のツアーに参加できますが、ツアーに参加しなくても売り場は見て回れますし香水を試したり買ったりできます。
行ったとき日本語のパンフレットは在庫切れで、お店の方が
「日本人がよく来るのよ~。この前注文したんだけれどまだ日本語のパンフレットは無いわねぇ。」
とおっしゃっていました。
こちらがケルンにあるもう一つの老舗、4711。
一、二時間置きに建物の上にあるベルが鳴ってメロディーが聞けます。
この建物の周辺にここの香水の特徴的な柑橘系の香りが漂っています。
何故かと言うと…店内に蛇口のオブジェがあって水が流れている、ように見えますが流れているのは水ではなく香水だからです。(!)ぜひ実物を見てみてください。
時間的な問題で美術館はあまり行けませんでした。行くなら特にコロンバ美術館がおすすめです。
マインツ(Mainz)
ケルンからマインツへバス(Flixbus)で移動。大体二時間ほど掛かりました。
聖シュテファン教会
マインツでの見どころは何といっても聖シュテファン教会(St.Stephan)でしょう。中のステンドグラスはなんとシャガールがデザインしたものなんです。
青いステンドグラスのおかげで教会の中全部が青っぽくて海の中のようです。華美ではありませんが他の教会とは全然違う、静かな雰囲気が特別な感じがします。
有効期限は1日(その日の朝9時から次の日の午前3時まで)で、週末と祝日は午前0時から次の日の3時まで有効です。
下の画像を見れば分かる通り、最初の一人が24ユーロ、一人増える度に5ユーロ加算されます。なので5人で乗れば一番安くなりますね。
そのお店でワインを一本お友達へプレゼント用に買いました。
お店のお姉さんにリューデスハイムからライン川をクルーズするならザンクト・ゴア(St.Goar)までが時間的にも見どころ的にも丁度いいと教えてもらったので、リューデスハイムからザンクト・ゴアまでフェリーで移動することにしました。確か20ユーロほどだったと思います。
この地域に植えられているぶどうの9割はリースリング(Riesling)という種類のぶどうで、白ワインの産地として有名です。
ハインリッヒ・ハイネの詩で有名なローレライの岩。
私の乗っていたフェリー。日本人のお客さんが多いからか日本語のアナウンスもありました。
グーテンベルクはマインツ出身!
活版印刷技術の発明者とされているグーテンベルクはマインツ出身です。
こちらグーテンベルク博物館。大きいのでのんびり見たければ二時間は見積もっておいた方がいいかもしれません。
大変な思いをしてでも聖書を大勢の人に行き渡らせようとしたグーテンベルクの働きはすごいですし、同時に聖書の価値についても考えさせられます。昔は非常に高価で、ごく少数のラテン語が読める人だけが読める本だったなんて…。
東アジアの印刷技術の展示もされていました。これは日本について紹介されている一角です。
ヴィースバーデン(Wiesbaden)
マインツでラインラント=プファルツチケット(Rheinland-Pfalz-Ticket)を買い、まずヴィースバーデンへ。
ラインラント=プファルツチケット(Rheinland-Pfalz-Ticket)
ドイツ鉄道はいくつか地域ごとにお得なチケットを用意しているのですが、こちらはそのうちの1つです。
ライン川周辺のラインラント=プファルツ、ザールラントの中で交通公共機関に乗り放題になります。また、ボン中央駅、ヴィ―スバーデン中央駅、マーンハイム中央駅、カールスルーエ中央駅まで乗る事ができます。
有効期限は1日(その日の朝9時から次の日の午前3時まで)で、週末と祝日は午前0時から次の日の3時まで有効です。
下の画像を見れば分かる通り、最初の一人が24ユーロ、一人増える度に5ユーロ加算されます。なので5人で乗れば一番安くなりますね。
(c) Deutsche Bahn: bahn.de |
ヴィ―スバーデンは療養地として有名なところなので、一泊して温泉にのんびりしてもいいかもしれません。私は中央駅周辺を歩いただけでリューデスハイムへ向かいました。
リューデスハイム(Rödesheim)
古城。今はワイン醸造の博物館になっています。
つぐみ横丁。おみやげ屋さんが道の両側に並んでいて観光客が多く非常に賑やかな通り。
ワインのテイスティングをさせてくれるお店があって、初めてアイスワインを飲みました。甘くておいしくてうっとり。宝石のような味わいのワインでした。甘口が好きな方におすすめ。
お店のお姉さんにリューデスハイムからライン川をクルーズするならザンクト・ゴア(St.Goar)までが時間的にも見どころ的にも丁度いいと教えてもらったので、リューデスハイムからザンクト・ゴアまでフェリーで移動することにしました。確か20ユーロほどだったと思います。
ライン川クルーズ
リューデスハイム(Rödesheim)からザンクト・ゴア(St.Goar)へ。
フェリーから見える一面のぶどう畑。この地域に植えられているぶどうの9割はリースリング(Riesling)という種類のぶどうで、白ワインの産地として有名です。
古城がたくさん見えました。中にはホテルになっており、泊まれるお城もあるようです。
私の乗っていたフェリー。日本人のお客さんが多いからか日本語のアナウンスもありました。
コブレンツ(Koblenz)
ザンクトゴアからコブレンツまでは先ほどのラインラント=プファルツチケットで移動。
コブレンツの丘の上に昔の城砦があり、中を見学することができます。登るのが結構大変なので市内からロープウェーで上り下りしてもいいかもしれません。私は行きは歩いて、帰りはロープウェーを利用しました。季節が良かったので色々な花が咲いていて楽しかったです。
ロープウェーからの眺め。真ん中に見えているのがドイチェスエック(Deutsches Eck)です。ドイツ帝国初代皇帝、ヴィルヘルム1世の像があります。
コブレンツは自然が多くてきれいな街でした。
デュッセルドルフ(Düsseldorf)
ドイツ人から冗談で「日本の植民地」と言われることもあるデュッセルドルフ。本当に日本のお店も多いし、日本人が多いだけあって日本食のクオリティはドイツ随一ではないかと思います。
ピンク色の外観が目を引くゲーテ博物館(イエーガーホーフ城)。ゲーテゆかりの品々が展示されています。
ライン河畔プロムナードと奥に見えるラインタワー。いい天気のときに歩くと最高です。ここでのんびり散策したり、お店でお土産を探したりしました。
まとめ
友達に会いに行った関係でデュッセルドルフに2泊したのですが、デュッセルドルフ1泊でケルン2泊にした方が良いと思います。またどの街もかなり小さいので基本的に歩いて回っていました。ライン川クルーズはすごく気持ちよくて楽しかったのでおすすめです。